秋になり真夏の暑さも和らいだと思ったのに、なんだか身体がだるい、疲れやすくなった、などの体調不良が現れる場合があります。
こうした不調は一般に「秋バテ」と呼ばれます。

 

＜秋バテの原因＞

秋バテの原因は「夏の疲れ」と「気候の大きな変化」にあります。
蒸し暑い夏から、涼しく乾燥した秋への移り変わりの時期は、気候に大きな変動があるため、身体がその変化についていくことが大変です。
また、秋は日中と朝晩の寒暖差が大きく、台風や秋雨前線の影響で気圧の変化が激しい季節でもあるため、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

 

＜秋バテの症状＞

　以下のような体調不良の症状は秋バテのサインです。

・体がなんとなくだるい

・疲れやすい

・食欲がない

・眠れなくなる

・下痢をする

・胃もたれがする

・めまい、立ちくらみ

 

＜秋バテの改善策＞

　・お風呂でじっくり身体を温める

　・適度に運動する

　・旬の食材を食べる

 

～秋バテにおすすめの食材～

・身体を温める（血流を良くする）食材

　　　　生姜、シナモン、山椒、長ネギ、根菜類（ゴボウ、ニンジン、かぼちゃなど）など

・胃腸を整える食材・身体をうるおす食材

　　　　山芋、かぶ、にんじん、さつまいもなど

・疲れを和らげる食材（ビタミンＢ１を多く含む食材）

　　　　ごま、大豆、ニンニク、小豆、えのき、豚肉など



食欲の秋、芸術の秋、行楽の秋…
体調を整えて、実り豊かなこの季節を快適に健やかにお過ごしください。